意外!?寝酒は睡眠の質を低下させる!

私は寝つきが悪いから、寝つきを改善するために毎日寝酒を飲んでいる・・・
などという人がいます。

 

確かに「お酒を飲むと眠くなる」という作用を感じたことがある人にとっては、
これは理にかなった方法だと思えるでしょう。

 

しかし、
「寝酒が寝つきを助ける」というのは本当に正しい説なのでしょうか!?

 

いえいえ・・・そこには実は、大きな落とし穴があるのです。

 

「寝つきが良くなる」ということ自体は本当!?

まず結論から言うと、寝酒が「寝つきを良くする」という作用があるのは本当です。

 

というのも、お酒に含まれているアルコールは、人間の体温を下げる作用があるんですよ。

 

人の体というのは、体温が下がる時に眠気を感じるというメカニズムを持っています。たとえばドラマや映画などで、雪山で遭難などしたりした時に「寝たら死ぬぞ」と言いつつも眠くなってしまう・・・というシーンが出てくることがありますが、あれも「寒いところにいることで、どんどん体温が低下するからこそ眠くなる」という現象のひとつを表現しているわけですね。

 

ですから寝酒も「体温を下げられる」という点では、寝つきを良くする作用がある、という説が正しいとも言えるのです。

 

アルコール摂取は「寝たあと」が問題!

寝酒によるアルコール摂取で寝つきが良くなるんなら、
何も問題ないのでは・・・
と思われるかもしれませんが、実は寝酒の「害」は、寝たあとに出てきます。

 

それは・・・「アルデヒド」という物質による害です。

 

アルコールを摂取してからだいたい2〜3時間ぐらいたつと、アルコールが分解されることによって出てくる「アルデヒド」が体内に急激に増えてきます。

 

このアルデヒドが、交感神経を刺激し、眠りの質を極端に下げてしまうんですよ。しかもアルデヒドは体温まで上げてしまうので、寝苦しさの原因にもなってしまうんです。

 

「飲み会ですぐにバタンキューで寝たけど、そのあとは何度も目が覚めて、しかも汗だくだった」という経験をしたことがある人も多いと思いますが、この「何度も目が覚める」「汗だく」というのは、まさにアルデヒドの影響によるものです。

 

お酒を飲んだ後にはすぐ寝ないのが正解?

ですから寝酒というのは、
寝つきを良くするという点では多少のサポートになっても、
かんじんの睡眠そのものの質をガタガタにしてしまう、

 

大きなデメリットを抱えているものなのです。

 

しかも寝酒を続けていると、日に日に飲む量も増えてしまい、
ますますアルデヒドの害が大きくなってしまう、というケースも少なくありません。

 

 

ですから寝酒を習慣にするのは絶対にやめましょう

 

また、飲み会等でアルコール摂取をした日は、
「アルコールを飲み終わってから、少なくとも3時間は起きておき
アルデヒド発生のピークが過ぎてから寝る」
ということが大切です。

 

なるべく早めにアルコールの分解を終えさせるために、アルコール代謝時に大量に消費されるビタミンB群およびビタミンCをサプリメントで補給しておくのもおすすめですよ。

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